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[新着情報]

ストレッチは本当に効果がある?

〜2025年発表の国際的な最新知見から〜

こんにちは😊
院長の杉下です。

当院には、部活動をしている学生さんをはじめ、
ランニング、ジム、ゴルフ、テニスなど、
スポーツに関わる患者さんが幅広く来院されています🏃‍♂️🏌️‍♀️🎾

また、特別な運動をしていない方でも、

「毎日ストレッチをしています」
「身体が硬いので伸ばした方がいいですよね?」
「運動後はストレッチをした方が疲れが取れますか?」

といったお話をよく伺います🌿

ストレッチは、とても身近なセルフケアです。

しかし、一般的にイメージされている効果と、
現在の研究で示されている効果には、
少し違いがあるようです。

今回は、2025年に Journal of Sport and Health Science に掲載された、
国際的な専門家によるストレッチの合意声明をもとに、
ストレッチについて整理してみたいと思います📖


ストレッチで期待しやすいこと🌿

この論文では、ストレッチは主に、
関節可動域を広げることに効果があるとされています。

たとえば、

・前屈しやすくなる
・肩が上がりやすくなる
・股関節が開きやすくなる
・足首が動きやすくなる

といった変化です🦵✨

一時的に可動域を広げたい場合は、
短時間のストレッチでも効果が期待できます。

また、長期的に柔軟性を高めたい場合は、
ある程度の時間をかけて継続することが大切です。

さらに、ストレッチには
筋肉や腱の硬さを下げる効果も期待できます。

ただし、ここで注意したいのは、
筋肉や腱の硬さを下げることが、いつも良いとは限らない
という点です⚠️

スポーツでは、筋肉や腱の張りが、
バネのように働くこともあります。

そのため、試合前や運動前に
長時間じっくり伸ばしすぎると、
かえって力が入りにくくなる場合があります。

運動前は、
「じっと伸ばす」だけでなく、
軽く身体を動かしながら、
動ける状態を作ることも大切です🏃‍♀️


ストレッチだけに頼りすぎない方がよいこと🤔

一方で、この論文では、
ストレッチだけに過度な期待をしない方がよい内容も示されています。

たとえば、

・筋力アップ
・筋肥大
・ケガ予防
・運動後の疲労回復
・姿勢改善

については、
ストレッチだけで十分な効果を期待するのは難しいとされています。

もちろん、ストレッチが悪いわけではありません😊

気持ちよく身体を伸ばすことで、
リラックスできたり、
自分の身体の状態に気づきやすくなったりすることもあります。

ただ、ケガ予防や姿勢改善を考える場合には、
ストレッチだけでなく、

・筋力
・バランス
・身体の使い方
・日常生活での姿勢
・運動量や疲労の管理

なども一緒に見ていく必要があります。

猫背や巻き肩、反り腰なども、
硬い筋肉を伸ばすだけで改善するとは限りません。

ストレッチは、ある意味では、
骨と骨をつなぐ“線”としての筋肉を伸ばすアプローチです。

しかし、実際の姿勢は、筋肉だけでなく、
骨格の位置関係、関節の動き、重心のかかり方、呼吸、力の入り方、
日常生活での姿勢のクセなどが立体的に関わっています。

そのため、姿勢に変化を出していくためには、
単に一つの筋肉を伸ばすだけでなく、
身体全体を多角的・立体的に見ていくことが大切です。

そこで当院では、必要に応じて、
筋肉や関節の緊張をやわらげ、身体全体のバランスを整えるために、
上田法を用いたアプローチも行っています。

どの筋肉が働きにくくなっているのか。
どこで身体を支えているのか。
普段どのような姿勢が多いのか。

そうしたことを確認することが大切です🌱


当院での考え方🏥

当院では、ストレッチを
目的に合わせて使うセルフケアの一つ」
として考えています。

スポーツをしている方には、
競技や運動のタイミングに合わせて、
必要な柔軟性や身体の使い方を確認します🏃‍♂️

日常生活で肩こりや腰痛、姿勢の悩みがある方には、
硬さだけでなく、筋力や生活動作、
仕事中の姿勢なども含めて身体を見ていきます。

また、訪問での施術でも、
これらの知識を活かしています。

ご高齢の方や障がいのある方では、
関節の動きにくさ、筋肉のこわばり、
姿勢の崩れ、寝ている姿勢や車いすでの座り方などが、
日常生活のしやすさに大きく関わります🛏️♿

そのため、単に
「硬いところを伸ばす」
のではなく、

どの姿勢が楽なのか
どの動きが生活に必要なのか
無理に伸ばしてよい状態なのか

を確認しながら施術を行っています。

ストレッチは、上手に使えば
とても役立つ方法です🌿

大切なのは、
「何のために伸ばすのか」
を考えることだと思います。

身体の硬さやストレッチのやり方、
スポーツ前後のケア、
訪問施術での身体のこわばりなどで気になることがあれば、
お気軽にご相談ください😊

 

📅 予約枠のご案内(担当者別)
🟢 院長(姿勢改善・マッサージ・鍼灸)

5月 12日 (火) 🟢20:00
5月 19日 (火) 🟢20:00
5月 25日 (月) 🟢20:00
5月 26日 (火) 🟢20:00
5月 28日 (木) 🟢19:00
6月 1日 (月) 🟢20:00
6月 2日 (火) 🟢19:00/20:00
6月 4日 (木) 🟢19:00/20:00

※ご予約は、このLINEへ【希望の担当者名・日時・メニュー】を返信してください📩

患者さんからの希望も頂いているスタッフの施術枠が、訪問予約枠により埋まった状態が続き申し訳ありません。空きが確保できましたら改めてご案内させていただきますので、もうしばらくお待ちください。

⚠️上記日程以降のご予約も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
⚠️注意⋯ご予約は先着順となりますので、予めご了承下さい。


引用・参考文献📚

Warneke K, Thomas E, Blazevich AJ, Afonso J, Behm DG, Marchetti PH, Trajano GS, Nakamura M, Ayala F, Longo S, Babault N, Freitas SR, Costa PB, Konrad A, Nordez A, Nelson A, Zech A, Kay AD, Donti O, Wilke J.

Practical recommendations on stretching exercise: A Delphi consensus statement of international research experts.

Journal of Sport and Health Science. 2025;14:101067.

Published online: June 11, 2025.

https://doi.org/10.1016/j.jshs.2025.101067

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