おしらせ

[院長のブログ]

第29回日本上田法治療研究会学術集会

11月3日から4日まで福岡で開催された
第29回上田法治療研究会学術集会へ参加してきました

テーマ
「よりそう〜ケアの心とリハビリの技術〜」

上田法を実施しているのは何も医療職だけではなく福祉に関わる人や当事者のご家族まで多岐に渡ります

シンポジウムではシンポジストの方々がそれぞれの立場で「よりそう」とは何かというテーマでお話をされました
どれも素敵な話ばかりで色々と考えさせられることばかりです
「よりそう」とは心を支える事であったり技術で身体の不調や不便さを補う事であったり環境を整えて前へ進む手助けをする事でもあると感じました

それらは一人では大変でも互いに寄り添い合うことで人を幸せにする大きな力になると感じました

特別公演では
にのさかクリニック院長の二ノ坂先生から
在宅ホスピスのお話を伺いました
クリニックのみならず医療、福祉の両面から充実したサポートを実現されていて
「在宅ホスピスケア は支えるケア」
とお話しされていたのが印象的でした

また以下のようにまとめておられました
・命を最後まで支える
・意思決定を支える
・家族を支える
・スピリチュアリティを支える
・地域で支える 「連携が肝」

江藤先生のデモンストレーションでは実際に車椅子で会場へお越しの方を施術されて円背が改善されて上肢の挙上域が改善されるまでのプロセスを車椅子座位での評価から床での座位、伏臥位、背臥位とそれぞれの姿勢や可動域を確認して丁寧に説明しながらの施術をされていました

江藤先生の上田法を受けていた方も多くの人に囲まれながら普通なら緊張するような場面でも気持ちよくて寝てしまったとの事です

気持ちよくて寝ているだけで目が覚めたら状態が改善しているなんて「上田法」は素晴らしいなと改めて思いました

そして2日目には総会と一般演題のプログラム

一般演題では皆さんが真摯に臨床に取り組んでいる姿勢が伝わってきて大変励みになりました

 

大会長の大塚先生を始め学会運営に関わられた先生方大変お疲れ様でした
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます

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