おしらせ

[勉強会情報]

昨日は長谷川先生を招いて講習会を開催しました

昨日は病鍼連携連絡協議会の代表である長谷川尚哉先生をお招きして講習会を開催しました。

午前中は、「臨床実例カンファレンス~1~ 主訴の連携実例、Multi-morbidity連携症例から見る地域医療連携の在り方について」と題して、長谷川先生の24年の臨床歴の中で170症例を超える医療連携の実例を元にうまくいったケースのみならず、本講の受講生が同じ失敗を繰り返さないように初期のうまくいかなかった事例や文面の書き方に不備があるようなケースまで、つまびらかに示してくださいました。

 

午後からは、参加者も増え病鍼連携連絡協議会の基礎講習3部構成のうちの一つ「基礎講習3 地域の皆様に愛される施術者になるための問診ワークショップ」と題して問診の際に主訴の奥に隠れた様々な可能性について、身体情報はもちろんの事、お薬手帳や生活習慣、心理面などについて事細かく聴取することで医療機関受診により患者さんにとって有益なタイミングを逃さないようにする問診技法について説明を受けた後、ワークショップ形式で参加者同士ペアになって学びました。

 

長谷川先生が今までの臨床の中での失敗からどうやって学び今に至ったのか?
そこから我々が何を学び行動して行かなければならないのか?
多くのテーマがそこにあったと思います。

こうした貴重な機会をもっと多くの人に知って頂きたいと改めて思いました。

今回、参加された方から「年末に本当に良縁に恵まれた感じがしました」
「参加して良かったです。」などと直接お声がけ頂くことが出来て嬉しかったです。

ただ、ここで満足するとカークパトリックの提唱する研修効果の判定としてはレベル1(反応)なのです。
中部支部ではレベル3(行動変容)を目指して、フォローアップや情報交換会などの機会を設ける予定です。

今後とも病鍼連携連絡協議会ならびに中部支部を宜しくお願い申し上げます!

 

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