おしらせ

[イベント情報]

エンドオブライフケアについて

第6回「エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座」(名古屋)

今からちょうど4年前に遡りますが、名古屋で初めて開催された第6回エンドオブライフケア援助者養成講座に参加しました。リンク先はその時のインタビューが掲載されているページです。

第7回の時にはスタッフとして参加させて頂き大変貴重な経験をしました。

当院では、在宅で最期を過ごしたいという方を担当することが度々あります。がん患者さんのケースではマッサージをした後に、それまで睡眠薬を飲んでもほとんど眠れなかった方が、一年ぶりに朝までぐっすり眠ることができたということがあったり、呼吸が楽になったというケースもあります。また、脈が120を超えているなど、すぐにバイタルの異常に気付き訪問看護ステーションへ報告をしたことで在宅での看取りがスムーズに行えたケースもあります。

施設への訪問の際には、小澤先生に習った傾聴方法を実施し、相手の理解者になるよう徹したことで食事を受け付けず低栄養になっていた方が、食事をするようになったこともあります。

関わり方一つで、結果が変わり関係性も変わり、また信頼関係を築く事ができます。

鍼灸マッサージ師が、その専門技術のみではなく在宅や終末期の分野で「苦しんでいる相手の理解者になる」事ができる。その上で、専門技術を生かす事が大事であり、多職種連携も必要となっていく。

その事をエンドオブライフケア援助者養成講座や、その後の小澤先生の講演でも学びました。

当院の座右の銘

「誰かを支える、あなたの力になりたい。」

これは、小澤先生の「誰かの支えになろうとしている人こそ一番支えを必要としている」という言葉に感銘を受けて生まれた言葉です。

これからも、誰かを支えるあなたの力になれるように学び続けていきたいと思います。

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